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やる気に頼らず、「当たり前」になる方法

こんにちは!

親子共育トレーナー、塾長の近藤友紀です。

 

4月から新生活に入り、期待感もありますね。

そんな月だからこそ、

やる気に頼らない勉強を今のうちに身に着けておくことを

おススメします。

 

まず、「やる気」によって、勉強のやるやらないを決めるのは危険です。

必ず「やる気がない」時期が来るからです。

やる気があるから、勉強をやる。

やる気がないと、勉強ができない。

では、困りますよね。

 

では、どうしたらよいか・・・。

当たり前の状態をつくろう

実は、「毎回やる気を振り絞って出さなくても勉強できる状態」になるのが一番の理想です。

勉強量を毎日クリアして、成績を伸ばすことが「当たり前」だと思うと、

「当たり前」なのだからわざわざ気持ちを盛り上げる必要もありません。

あたり前の状況下で、毎日、粛々と集中して勉強する状態を作るのがいいでしょう。

 

 

 

 

保護者にできること

それでは、どうすれば子供が『勉強して当たり前』と思う状態を作れるかというと、

まずは親自身が当たり前だと思うことです。

 

今、子供の勉強が上手くいっていないとしたら、
「どうすれば毎日自分で取り組めるようになれるか一緒に考えよう」
と話してみてください。

 

また、そのためには子どもがなぜ勉強をしないのかという

原因を理解してあげなければいけません。

 

基本的に勉強が得意な子は、学習した分だけ結果が出て気持ちいいということを知っています。だから、勉強をすることにストレスを感じないのです。

 

反対に、勉強に気持ちが入らない子の多くは、勉強が得意ではないと思っています。
そのような子どもには、勉強したから良いことがあったという体験を先に渡してあげるのがポイントです。

 

子供が自ら勉強に向かう3つのコツ

①頑張っている姿を褒める

親から子供に、勉強したら良いことがあるという体験をすぐに与えられる方法のひとつが、「子供の努力」を認めて褒めることです。

ある統計によると、先進国の中で親が子を「褒める」割合が一番少なかったのは、日本でした。

これは日本の文化や習慣からは、普通かもしれませんので、親が意識的に「褒める」ことをしていく必要があると感じます。

 

例えば、

「勉強しなさい!」
と叱るのではなく、子どもが勉強しているところを見つけて、
「よく頑張ってたね」
「こんな時間まで、よく集中できたね」
などと褒めてあげてください。

褒められた子供が喜んでくれたら、翌日に
「昨日の頑張ってる感じ良かったな。今日は何時ぐらいから勉強を始めるの?」
と、昨日の上手くいった経験を引き合いに出して、やる気を誘ってあげると良いでしょう。

②長所を見つける

子どもの能力のどこが高いかを見つけてあげましょう。

よく観察してみると、計算は苦手だけど図形が得意だったり、言葉を使い分ける感覚が優れているかもしれません。

子供たちはみんな勉強における長所を必ず何かしら持っているものです。
それをきちんと見つけてあげて、
「自分が勉強で優れているところを知ってる?」
「実は、あなたってこんなところがスゴイんだよ!」と教えてあげましょう。

③勉強時間を分割する

いつまでやっても終わらなんじゃないかと思うくらいの大量の問題を目の前にとすると、誰だってやる気を失ってしまいます。
このような場合、子供にとって無理のない時間で収まるよう、勉強時間をして整理して、分割してあげるといいでしょう。

例えば、1時間半くらいかかりそうな国語の宿題があるとします。
このケースではまず、
「問題を解くのは後回しにして、文章を読んでわからない言葉を調べるところまで15分で終わらせよう」
と提案します。
そして、
「そこまで出来たら、遊びに行ってきていいよ」
というように、勉強時間を上手く分割してあげましょう。

ひとつひとつの勉強を短時間で出来るようにすれば、集中力が切れることもなく、勉強にも取り組みやすくなります。

また、タイマー計測して行うのも集中力が増し、効率よく勉強できる方法です。

 

 

 

上記のようなことは、当たり前かもしれませんが、

意識的にすることによって効果的にできることもありますので、

是非、4月のフレッシュな時に「気持ちのいい言葉かけ」を

親子で楽しんでみてください。

 

 

サクセスは、お母さんの応援団!

いつでも、お気軽にご相談ください。

 

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